Aras Innovator とは

Aras Innovatorは世界初のオープンソースビジネスモデル(ライセンスフリー)を採用したエンタープライズPLMソフトウェアパッケージです。
Aras社のWEBサイトからダウンロードするだけで、誰でもすぐに利用することができます。
ただし、利用するには、それなりの知識が必要であり、一般には、Aras社やAras社とパートナーシップ契約した企業の支援を受ける必要があります。
Aras社は、Aras Innovator のサポートに関するサブスクライバー契約により、収益を得る仕組みになっています。

製品を開発しているAras社概要は、以下の通りです。
 本社:アメリカ、ボストン(2000年設立)
 拠点:アメリカ、ドイツ、フランス、イギリス、イタリア、日本
 製品:Aras Innovator のみ

Aras Innovatorは、大企業向けであり、ワールドワイドで300社を超える大企業に採用され、大規模なPLMシステムの構築実績があります。
その実例は、Aras社の事例紹介( https://www.aras.com/ja-jp/customers )で確認できます。
大企業向けですが、もちろん、中小製造業でも使用することができます。

Aras社は、大企業との契約を基本としており、中小製造業様に対しては、パートナー企業を紹介しております。
導入の基本は、Aras社のパートナー企業( https://www.aras.com/ja-jp/partners/find-a-partner?data-selectable-Partner-Locations=Japan )と契約し、導入するのが一般的です。
ただ、パートナー企業と契約する前に、ちょっと使用して、判断したいと考えておられる企業もあると思います。
本コンサルタントは、そういった中小製造業様へのAras Innovator の導入支援を行っております。
Aras社とのパートナー契約はしておりません。
導入支援が終わり、正式導入となれば、パートナー企業との契約を推奨いたします。

Aras Innovatorは、
 1 オープンソフトウエア
  1) サブスクリプション契約ユーザー向けとオープンユーザー向けがあり、オープンユーザー向けは、1年ほど古いバージョンです。
    また、一部機能が利用できなくなっています。
  2) パーミッシブ型です。つまり、書き換えたソースは公開不要で、自社利用限定が可能です。
  3) ソースコードは、ある程度オープンにされております。
  4) カスタマイズが可能です。
 2 基本は、PLMシステムです
  1) PLM用のアプリケーションテンプレートパッケージ等が標準実装されています
  2) 電子ワークフロー(電子承認が可能)が標準実装されています
 3 WEBシステムです
  1) テレワーク対応が可能です(VPN接続で、社外からでもフル機能を操作可能)

更に、詳しく見てみると
 実体は、ローコードWEBデータベースフレームワークで構成されています。
  1)Aras Innovator =ローコードWEBデータベースフレームワーク+PLMテンプレート
  2)簡単な独自アプリケーションを、プログラムせずに構築できる
  3)カスタマイズが必要な時は、以下のプログラミング言語が使用できる
    クライアント側カスタマイズ:Javascript
    サーバー側カスタマイズ:C#、VB
  4)簡単な変更に対しては、稼働中のDBに対しても可能(これは、当コンサルタントの実経験で、Aras社の推奨ではありません)
  5)画面のフォームは、内部のGUIベースで構築可能
です。
あまり知られていませんが、最近話題のローコードシステムの先駆けではないでしょうか。

ただし、欠点としては、一般に求められるような きれいな帳票作成機能がない ことです。
これに対しては、外部の帳票作成ソフトとの連携方法があります。
無償の帳票作成ソフトが多々ありますが、Javaベースが多く、Aras Innovatorとの連携は、それなりの力量が必要です。
当コンサルタントは、EXCELベースで帳票を作成するソフト(外部製品、有償)と連携し、一般帳票やラベルプリンタへの印刷を可能にした実例があります。

なお、サブスクライバー契約とオープンユーザとの使用できるサービスの比較は、以下の通りです。

Aras社WEBサイト( https://www.aras.com/ja-jp/services )より抜粋(引用2022/12/29 最新は、Aras社WEBサイトでご確認願います。)

使用できる機能比較は、以下の通りです。

Aras社WEBサイト( https://www.aras.com/ja-jp/capabilities )より抜粋(引用2022/12/29 最新は、Aras社WEBサイトでご確認願います。)

機能比較でお判りのように、オープンユーザでも
 文書管理、パーツ管理(BOM管理)、Vendor管理(表には記載なし、パーツ管理に含まれる)など多数のアプリケーションテンプレートが利用可能であり、また、自社用にカスタマイズが可能です。
これほどの多機能が無償で利用可能です。

本サイトでは、今後、
 Aras Innovator インストールから 今後、どうやって操作方法等を勉強していけるのか
 Aras Innovatorのソフトダウンロードからインストールまでの流れ、
 アプリケーションの作成の実例(今のところ、備品管理システム構築を予定)
などを紹介していきたいと考えております。